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【共依存カップル】モラハラ恋愛はどんな結末をむかえるのか?

共依存恋愛モラハラカップルの結末モラハラ・自己愛性パーソナリティ障害
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。

このブログではお互いに依存しあっている【共依存カップル・モラハラ恋愛の結末】についてお話したいと思います。

モラハラと密接に繋がっている共依存。

モラハラ関係に陥っている共依存カップルは一体どんな結末を迎えるのでしょうか?

共依存カップルチェックリスト

・常に一緒にいたい

・相手の行動はお互いに常に把握しているしそれが当然だと思っている

・相手の行動に「普通こうするでしょ」と思うことが多い

・自分の予定が入っていても恋愛相手から誘われたらそちらを優先してしまう

・相手の望むことなら何でもしてあげたい

・相手から酷いことをされている実感はあるが恋愛はそういうものだと思っている

・喧嘩は怒鳴り合ったり無視したり結構激しめ

・別れた方がいいと思う時もあるけれどそれは実行できない

・別れたり戻ったりを何回も繰り返している

・1人の時間は耐えられない

いかかでしたか?

3個以上あてはまる場合、あなたは共依存恋愛をしている可能性があります。

共依存カップルのモラハラサイクル

共依存カップルは同じ相手でも相手が変わっても、似たような恋愛サイクルを繰り返す傾向にあります。

そして本人達は同じサイクルを繰り返していることに気付いていない事も多いです。

ではどんなサイクルを繰り返してしまうのでしょうか?

①安定期・ハネムーン期

「やっと自分を満たしてくれる人が見つかった」

「相手は自分を全ての苦痛から救ってくれるはず」

とお互いに相手を過度に理想化して最初はとても強く惹かれあいます。

「相手のことしか考えられない」

「こんなに愛し合っているのは初めて」

「ずっと一緒にいたい、少しの時間も離れたくない」

と情熱的な時間を過ごします。

「こんな素敵な相手に愛される自分は価値がある人間」

と、お互い相手を使って自分の自己肯定感を上げようとします。

②蓄積・緊張期

お互い相手が自分を救ってくれる存在だと妄信しすぎてしまい、

お互いが相手を「自分のことを無条件に、永遠に愛してくれるはず」と考え期待し

それを相手に要求します。

しかし当然ながら相手は自分の期待通りに動いてくれません。

モラハラ加害者はそんな相手にイライラして要求が多くなります。

なぜお前は思い通りにならないんだと喧嘩が多くなります。

共依存側は

「相手のことを分かってあげられるのは自分だけ」

「相手のことを助けてあげないと」

と思い込みます。

相手から必要とされている感覚に快感を覚えて関係にのめり込んでいきます。

共依存側はモラハラ加害者の要求に応えようと必死に努力します。

しかし要求はどんどんエスカレートしてきてモラハラ対応が難しくなってきます。

喧嘩→仲直り→喧嘩→仲直りの激しい感情を行ったり来たりして繰り返し、

この感情の上下を2人とも情熱的な愛だと勘違いします。

③爆発期

モラハラ加害者が相手が自分の思い通りに動かないことに憤慨して

とても大きなエネルギーを使って怒り出します。

そしてモラハラ加害者の無理な要求に共依存側が対応できなくなり「もう限界だ」と離れようとします。

そうするとモラハラ加害者は焦りだし、あらゆる手段を使って相手が離れようとするのを阻止しようとします。

機嫌を取ったり、謝罪を繰り返したり、自分が困っていることを見せつけたりして、

相手を自分の元に戻ってくるようにコントロールしようとします。

共依存側はこの段階で「やっぱり相手は自分がいないとダメなんだ」とまた戻ってしまうことが多いです。

そうしたらまた①→③のサイクルの繰り返しです。

④別れ・関係の破綻

①→③を繰り返していくにつれモラハラ加害者の要求はどんどんエスカレートして底なし沼のように終わりがなくなり、2人の関係は終わりを迎えます。

そうするとお互い自己肯定感をパートナーの存在で上げていたのでアルコール依存症や覚せい剤依存症の人のような強い禁断症状が出ます。

まるで自分の半身を失ってしまったような強烈な心の痛み、物凄い虚無感や絶望感に襲われます。

今すぐに相手と元のように戻りたいという強烈なゆさぶりも襲いかかってきて、

この共依存の離脱症状や禁断症状に勝てずにに連絡をとったりしてしまったりするか、

自分の面倒を見てくれる人を求めてすぐ他の新しい依存先を探し出します。

共依存者はこの段階でも、いつもあの手この手で自分を取り戻そうとしてきたモラハラ加害者が自分に興味がなくなったと分かると、

焦って自らモラハラ加害者のもとへ戻ってしまうことがあるので要注意です。

このように共依存恋愛のモラハラカップルの関係は遅かれ早かれこのサイクルを繰り返しいずれ破綻します。

別れをむかえる破綻だとまだいい方で、

結婚をしていて別れられなくなっていたり共依存が酷すぎて別れられない場合、

もう良好な関係を築くことは出来なくなり実質関係は終わっているのに

憎しみ合いながらまたはお互い無関心で一緒に居続けなければいけない地獄のような破綻の場合もあります。

共依存カップルの恋愛の結末

モラハラ加害者と共依存者の恋愛関係は感情の上下が激しくなるので、これは情熱的な愛だと勘違いされやすいですが、残念ながらこれは愛ではありません。

依存者同士の結びつきです。

モラハラ加害者と共依存者が自分のことをどうにかしてほしいと、要求をし合いお互いに寄りかかって利用し合っている関係です。

最初はお互い「この人は自分の理想通りに愛してくれるかも」と期待しますが

他人は期待通りに動きませんので、どんどんお互い不満がたまってきて

喧嘩が多くなり、お互い我慢できなくなって関係が破綻し別れの結末をむかえることになるのです。

「選んだ相手が悪かった!」と共依存者

もちろん相手が悪いのは大前提にあります。

しかしそういう相手と気付きつつ逃げられなかったという事実は自分の依存性の問題なんです。

ですから自分の依存性を回復しないと、新しいパートナーを探してもまた不健全な確率が高いです。

共依存者から見たら健全な関係は感情の上下がなくて、刺激がなくつまらないんです。

あと束縛される・することを愛だと勘違いしているので、ますます精神的に自立した健全な人は遠い存在になります。

そして不健全な人と①のサイクルから延々と繰り返すことになってしまい、幸せな恋愛をすることができません。

ですから終わりを迎えた後が重要です。

共依存の人は全て無意識に同じような思考や行動や言動、サイクルになります。

心の奥にある傷に(愛されたい、孤独が怖いなど)勝手に体を動かされているのです。

この負のサイクルを脱出するには「自分は共依存の傾向がある」と認めて、

その無意識を意識化することが大事になります。

健全な考えを学び健全な人間関係を築くことを学ぶことが、この辛く悲しい別れの経験を活かすことに繋がります。

相手との別れなど大きな出来事があった時は感情が揺さぶられとても辛い時期ですが、

同時に大きいことを学び自分を変える絶好のチャンスでもあるのです。

依存体質はトレーニングを継続することで精神的自立することが出来て共依存から脱出することができます。

・自分が共依存体質だと思っている方

・共依存体質を治したい方

・もう辛い恋愛をしたくない方

個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスができます。是非ご相談くださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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