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自己愛性人格障害を自覚させる方法とは?

自己愛性人格障害を自覚させる方法モラハラ・自己愛性パーソナリティ障害
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。

本日は私のカウンセリングで質問数No.1のこの質問にお答えしたいと思います。

それはズバリ!!

「相手が自己愛性人格障害です、自覚させる方法を教えて下さい。」

「私が努力したら自己愛性人格障害のモラハラ彼氏は治るのでしょうか?」

「もう別れると言ったらモラハラを治すように努力するから離れないでほしいと言われました。」

「いつか自己愛性人格障害を自覚してくれて優しい夫に戻ってくれると考えると別れられません。」

つまり【自己愛性人格障害自覚できるのか治るのか?です。

ご質問の答えは

「もしかしたら自己愛性人格障害を自覚して治ることもあるかもしれないが、自己愛性人格障害を自覚できずに治らない人の方が多いので期待はしない方がいい」

です。

なぜ自己愛性人格障害を自覚できないのか、自己愛性人格障害を自覚できる方法は何なのか説明していきますね。

なぜ自己愛性人格障害を自覚できないのか?

自己愛性人格障害は何も困っていないから

あなたは自己愛性人格障害に対して困っていますね。

自分の思い通りにならないと怒ったり、急に不機嫌になったり、酷い事を言ってきたり、話し合いがまともにできない相手に対して困って、この状況をどうにかしたいと思っていますね。

しかし、自己愛性人格障害は何も困っていません。

自分の思い通りに動いてくれて、気に食わなかったら怒れば言うことを聞いてくれるあなたがいる生活は困るどころかとても快適です。

モラハラをすることですっきりストレス解消も出来ます。

むしろ自己愛性人格障害はこの状況を絶対に変えたくはないので自覚する方が不都合だししたくないのでしません。

そしてモラハラを治す気はないでしょう。

自分は常に正しいと思っているから

人が自分の何かを治そうと思うとき、それは

「もしかして自分は間違っているんじゃないかな?」

「自分には悪いところがあるんじゃないかな?」

というときです。

自己愛性人格障害は自分が常に正しいと思っていたら、自覚できませんし治す必要がないので治そうとしません。

根本的な問題を解決できていないから

自己愛性人格障害が怒ったり怒鳴ったりするのは、

自分の劣等感や弱さを直視することが怖くて周りに攻撃をして解消しようとする防御反応のためです。

つまり自己愛性人格障害が努力して怒らないようにしよう、

怒鳴らないようにしよう、機嫌が悪くならないようにしよう

とアンガーマネジメント等してみても効果は限定的です。

なぜならその行動達(怒る、怒鳴る、無視するなどの加害行為)は例えるなら木の枝です。

悪い枝が伸びてきてその都度切り落としても、またすぐに生えてくるでしょう。

木の根っこ(考え方や信念)から治していく根本解決が自己愛性人格障害には必要です。

しかし今まで自分の問題を直視したくなくて他人に加害行動をしている彼らが、

自分の問題を直視するのはとても難しいことなので自己愛性人格障害を自覚することはとても難しいでしょう。

自己愛性人格障害を自覚する方法

このように自己愛性人格障害を自覚することは大変難しいです。

唯一の自己愛性人格障害を自覚する方法は

相手は絶対に自分から離れていかないだろうと考えていて安心しきっている自己愛性人格障害の元から

突然愛するあなたが去るという方法です。

その関係の危機感から強い衝撃を受け「自分に悪い所があったのではないかと初めて自分の自己愛性人格障害に気付く人もいます。

この時に「自分にも悪いところがあったのではないかと気付き自分のモラハラ行為を治そうとするか

「相手が勝手に出ていった!裏切られた!被害者は自分だ!思い知らせてやる!」となってしまうかが分かれ道です。

後者はきっと永遠に自己愛性人格障害は治らないでしょう。

前者の「自分にも悪いところがあったのではないか」と気付けた自己愛性人格障害でも、

自分の問題を直する辛さに負けて元の攻撃的な自己愛性人格障害に戻ってしまう人もいます。

人は急には変われませんが、自分が自己愛性人格障害の自覚を持てて

少しずつでも自分の問題と向き合い変わろうと努力する姿勢が見えるのなら

自己愛性人格障害の治すことが出来る人はいます。

相手の自己愛性人格障害が治ってきたか判断するときに見るところは、言葉ではなく行動を見ましょうね。

自己愛性人格障害を自覚させる方法はないのか?と悩んでいる方へ

「彼は本当は優しいんです。機嫌が悪くなるとダメな彼が出てきてしまうんです。」

とおっしゃる被害者の方がとても多いです。

優しい相手が本物の姿と思っている方が多いですが

優しい相手も、怒鳴る相手も、同じ相手なのです。

いいときの彼が本物で悪いときの彼は偽物とは考えずに、

いいときの彼、悪いときの彼全部まとめて彼自身だと考えましょう。

そして「相手の自己愛性人格障害は自覚は出来ないの?モラハラは治る?治らない?」を軸に物事を考えてしまうと

自分の人生なのに相手任せになってしまいます。

相手のことはコントロールできませんので、

「相手の自己愛性人格障害を自覚させたい!治ってほしい!」と非常に不安定になってしまい振り回されてしまいます。

「相手が自己愛性人格障害の自覚を持ってくれて治す努力をしてくれたら1番いいな…でも治らなかったらこうしよう」

とコントロールできる自分の考えを基準にして考えると

自己愛性人格障害に振り回されることなく安定した考えを持てますよ。

しかしモラハラ渦中にいるとそれはとても難しいことですよね。

・相手の自己愛性人格障害が治るか治らないか知りたい方

・モラハラを受けている方

・モラハラについてもっと知りたい、相手の心理が知りたい方

お話を個別で聞くことによってもっと具体的なアドバイスができます。

モラハラは1人では乗り越えることが非常に難しい問題です、ぜひ専門家にご相談くださいね!

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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