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不機嫌を表に出す人の心理とは?【不機嫌ハラスメント】

不機嫌を表に出す人の心理 モラハラ・自己愛性パーソナリティ障害
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。

本日は「俺は怒ってるんだぞ」と不機嫌オーラを振りまく

不機嫌を表に出す人は一体どんな心理状態なのでしょうか?

たかが不機嫌ではありません。

不機嫌は立派なハラスメントなんです。

【不機嫌を表に出す人の心理と不機嫌ハラスメント】についてお話していきたいと思います。

是非最後まで見て下さいね!

不機嫌とは?

なぜ不機嫌になってしまうのか

人間の機嫌には波が必ずあります。

体調が悪かったり、仕事で失敗をしたり、急いでいるのに信号に全部引っかかったり

恋人と酷い喧嘩をしたら気分はどん底になりついつい不機嫌になってしまいますよね。

逆に体調は万全で、仕事で昇進し、信号は全部青信号で、恋人にプロポーズ成功なんてことがあったら

気分はアゲアゲでかなり上機嫌になると思います。

機嫌とはその人が感じている快や不快をその人自身が態度や言葉で表しているものです。

その人にとって不快と感じる出来事が多かったり、

一つでもその不快な出来事がその人の重要度が大きい場合

心の中が不快感に支配されて

・そっけない態度や返事

・無視

・険しい顔

・物への手荒な扱い

・ため息

・イライラしたきつい口調

などの不機嫌な態度や言葉に繋がり「あの人不機嫌だね」と他人から思われてしまうのです。

不機嫌とは自分の中に不快がたくさんたまった状態の事です。

不機嫌な言葉や態度はしょうがない?

人間には機嫌の上がり下がりは必ずあると言いました。

では不機嫌になってしまう事はしょうがないのでしょうか?

答えはYes

人間は不機嫌になってしまう事はあります。

これは仕方がないことです。

しかし不機嫌になってしまっても不機嫌な態度や言葉を表に出すか出さないかは自分で選べます。

不機嫌になって、不機嫌を表に出すことでトラブルが発生しやすくなります。

不機嫌になっても表に出さなければ何も問題はないのです。

不機嫌を表に出す人の心理状態

しかし不機嫌を表に出して周囲を嫌な気持ちにさせる人は世の中にたくさんいます。

一体どういう心理状態で不機嫌を周囲に振りまいているのでしょうか?

自分を客観的に見る能力が低い

自分をコントロールすることに長けていて自分をいつも機嫌がいい状態に置いている人は

「自分を客観的に見る能力」がとても高いです。

自分と距離をとって冷静に自分を見ているからこそ自分の機嫌を把握できて

「自分は今機嫌が悪いな」と気付き小さい不機嫌のうちに対処しているからいつも上機嫌でいられるんですね。

一方不機嫌な人はこの自分を客観的に見る能力がとても低い傾向にあります。

自分と距離を取れないので自分の感情にそのままのまれてしまいます。

不快な感情に飲み込まれて不快感でいっぱいになってしまい

不機嫌な態度や行動をいつの間にかとってしまうんです。

上下関係の上に立ちたい

不機嫌な態度は上下関係の上に立つ者の証と思っているからです。

この思考回路は特に年配のおじさんが多いです。

「にこにこして相手にへこへこするなんて弱者でかっこ悪い」

と笑顔を見せずむすっとして威圧的に振舞うのが正解だと思っているんです。

周囲をコントロールしたい

赤ちゃんは不機嫌で周囲をコントロールします。

赤ちゃんはまだ言葉で自分の気持ちを表現することが出来ないので、不機嫌になって思い切り泣いて

「おなかがすいた!!」

「おむつが気持ち悪い!!」

と自分の不快を周囲の人に不機嫌な態度で伝えて解消してもらおうとします。

不機嫌な人もこれと同じ心理状態なんです。

自分が不快になって不機嫌な態度や言葉を周囲に投げかけたら

周囲の人が恐怖心やめんどくささから譲ってくれたりやってくれたり機嫌を取ってくれたりして

結果的に自分の思い通りになり不快がなくなります。

するとこれが成功体験になってしまい不機嫌で周囲をコントロールしようとする大人になってしまうんです。

言語化能力が低い

赤ちゃんはまだ話すことが出来ないので不機嫌な態度で周囲をコントロールしようとすると先ほどお話しました。

言葉を覚えると自分の不快を言葉に出して伝えることが出来て、

不機嫌な態度を回避することが出来ます。

しかし不機嫌を表に出す人は言語化能力が低い人が多く

まず自分を客観的に見て「自分はこのことが嫌で不機嫌になっているんだな」と

頭の中で言語化することが出来ません。

だから自分が何で不機嫌になっているのか把握せずに不機嫌になっている人もたくさんいます。

そして把握していないので周囲にその不快を言葉で冷静に伝えることが出来ず

不機嫌な態度や感じが悪い言葉で「自分は怒っているんだぞ」としか伝える技術を持っていないのです。

自分のことしか考えていない

不機嫌な人は自分の事しか考えていません。

「あいつがこんな風だから不機嫌になった」

「自分が不機嫌になるのは当たり前だ」

「だから周囲が自分の機嫌をとるべき」

と自分の機嫌の悪さは周囲のせいだと本気で思っているし

だから周囲の人は自分の機嫌を取るべきだと思っています。

不機嫌な態度を取ったら周囲の人が嫌な気持ちになるかも…とは考えられません。

不機嫌は立派なハラスメント

不機嫌になりやすい人は不機嫌はハラスメントだと言うと

「不機嫌ごときでおおげさだ」

というと思います。

しかし長時間、長期間で頻繁な不機嫌は

・周囲が委縮して言いたいことが言えない支配関係が発生する

・常にどこに地雷があるか分からないような警戒心だらけのピリピリした場になる

・周囲の物事の効率が著しく下がる

・周囲は大きな精神的ダメージを受ける

・その場からリラックスや安心や癒しがなくなる

・周囲の人との信頼関係は皆無になる

・周囲の人が離れていなくなる

などの有害な影響を周囲の人に与えます。

不機嫌ごときではありません、不機嫌は立派なハラスメント行為です。

不機嫌は自分の人生を不快だらけにして人が離れていき孤独を生み出します。

自分の機嫌をコントロールすることは成熟した大人として不可欠な行為です。

・不機嫌になりやすくて悩んでいる方

・不機嫌な人が身近にいて困っている方

・不機嫌を上機嫌に変えたい方

私のカウンセリングで不機嫌を上機嫌に変えるトレーニングが出来ます♪

是非ご相談くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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