こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
このブログではモラハラ加害者の大きな特徴である【完璧主義】についてお話していきたいと思います。
以下の内容で、なぜ完璧主義がモラハラの原因になってしまうのかについて説明していきますね。
プライドが高い完璧主義がモラハラの原因になってしまう理由
完璧主義と聞くと、「責任感がある」「きちんとやり通す人」などといいイメージがあるかもしれません。
でも、完璧主義な考え方は行き過ぎてしまうと、モラハラの原因なんです。
①白か黒か、0か100かになってしまう
完璧にできなかったらそれは0と同じと考えてしまいます。
とても両極端な考えですね。
中間がないので、被害者は常にモラハラ加害者の要求に100点を取り続けないといけないのです。
70点の回答をしても(70点はよくできている方ですよね)モラハラ加害者にとってそれは0点と同じ。
そして、自分の要求が満たされなかったと怒り出します。
②プライドが高く失敗に耐えられないのでなかったことにする
モラハラ加害者はあんなに偉そうにしていますが、実はとても自己肯定感が低く、自分が完璧であることで自分の価値を保とうとします。
自分がやることが上手くいかなかったら全て台無しだと思っています。
そして失敗を極端に恐れていて、失敗したら自分の価値はないと思っています。
だから自分の失敗を全力で人に責任転嫁するのです。
モラハラ加害者にとって小さな過ちでさえ欠点を指摘されることは、全てを否定されることと同じなのです。
ですからあらゆる理論を使って自分に欠点はないと怒り出し、必死に自分は悪くないとアピールするのです。
この自分の過ちを絶対に認めたくない姿勢がプライド高く見える原因なんです。
③周りにも完璧を求める
自分が完璧ではないといけないと自分に過大な要求をしているので(ほとんど無意識に)、周りにも同じ要求を強いります。
気に入らないことやミスがやたら目につき、なぜお前はできないんだと責めます。
物事にとても細かく、(モラハラ加害者がこだわっている)マイルールやマイマナーや常識を押し付けてきます。
細かい指摘をして叱咤することにより、自分より出来ない人間がいるという安心感を得たいのです。
④〜すべきが多く自分の価値観が正しいと思い込む
モラハラ加害者は自分は完璧だと思っているので、自分の価値観が全て正しいと極端に視野が狭くなっています。
現実が自分の価値観からはずれると、怒りだします。
自分が正しいと思っているので、〜すべきだと相手の考えを正してあげている、自分は相手を教育していいことをしてあげているとでさえ思っています。
相手を自分と同じ考え方に統一させることにこだわっていて、周りの人には違う考えや感情があり、お互いの考えを尊重するという健全な考えは全くありません。
完璧主義になってしまった原因
幼少期に養育者から過度な要求をされ、条件付きの愛情で育てられてしまったので「自分は完璧ではないと捨てられてしまう」という【見捨てられ不安】が完璧主義の原因です。
これが原因で大人になっても周りからあなたは完璧だと承認されて認められないと安心できないのです。
自分は完璧で正しいと証明し続けなければならないので、指摘や欠点は認めず、相手が悪いと責めることで自分の正しさを証明します。
自分が正しくなるためだけに、それがめちゃくちゃな理論でも、怒って威圧して通そうとします。
モラハラ加害者の完璧主義は治らない
前述したとおり、モラハラ加害者は自分は完璧だと思い込んでいます。
自分が間違っているとは完璧主義ゆえに認めることはできません。
自分が間違っていると認めることで改善しようと人間は思うので、改善がとても難しいんですね。
相手が望む完璧なんて、本人以外誰にも分かりませんよね。
もし分かっても常に完璧になんてできませんよね。
ですからモラハラ加害者を満足させる日はずっと来ません。
「できない私がダメなんだ、私がおかしいんだ」とは思わないでください。
おかしいのはモラハラ加害者の異常な完璧主義なんです。
・モラハラを受けているかもしれない
・モラハラから抜け出したいのに抜け出せない
・いつも不健全な人を相手に選んでしまう
・依存体質をなおしたい
個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスができます。是非ご相談くださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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