こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
このブログでは前回のブログ【自他境界チェックリスト付き】モラハラは自他境界の曖昧さが原因で自分の自他境界が曖昧だなと気付いた方へ【自他境界の作り方】についてお話していきたいと思います。
自他境界はいつ作られるのか、自他境界の作り方、自他境界と人間関係について説明していきますね。
自他境界はいつ作られるのか
自他境界は自分と他人の間にひく見えない人間関係の境界線のことです。
ではその自他境界はいつ、どのように自分の中に構築されたのでしょうか。
それは幼少期です。
親(養育者)との関係から、子供は自分と養育者の境界線をお手本にして大人になります。
養育者がどんどん子供の境界線に侵入してくるタイプだと、子供は大人になっても自分の境界線に侵入されることに抵抗を感じなくなり、逆に他人の境界線に侵入することも当然のことと考えるようになります。
自他境界の作り方
モラハラ加害者、毒親等図々しい支配的な人達は、どんどんこちらの境界線に侵入してきますよね。
今からでも新しい自他境界を何度でも何度でも引き直して、自分の領域を守ることが出来ます。
①【自分が他人の境界線に入っていないか】【他人が自分の境界線に入っていないか】意識する。
◆自分の責任を他人の責任にしない、他人の責任を自分の責任にしない
◆自分がやるべき事を他人にやらせない、他人の責任を自分の責任にしない
◆自分の感情を他人に押し付けない、他人の感情を自分に取り入れない
を意識して生活すると
他人が自分の境界線に入ってこようとしたとき、又は自分が他人の境界線に入ってしまいそうになった時
すぐに違和感を感じれるようになります。
例えばモラハラ加害者の「お前のせいで怒っているんだ!」は冷静に話し合う等のいくつもある他の選択をせずに、短絡的に相手に言う事を聞かせたくて怒る選択肢を選んでいるのはモラハラ加害者です。
ですからモラハラ加害者が怒っているのはあなたの責任ではなく、モラハラ加害者の責任です。
被害者の方は「私が怒らせてしまったんだ…」と思わなくていいですよ。
怒っている、泣いている、困っている…全部相手の問題です。
②自分の感情、ニーズを優先する
自分の感情、ニーズを優先するとは、自分を大切にするということです。
自身の自己肯定感や自己信頼感を守ることにも繋がります。
自分を守るために1番大切なことは、自分が嫌な事やれない事にはNOということです。
嫌な事をNOと言う権利はお互いにあり、それが言える関係性こそお互いを尊重できる対等な関係です。
そして自分のことは自分で、責任をもって決断しましょう。
自分で物事を選択、決断することによって、相手の言いなりになることを防ぎ、一方的な支配関係から抜け出すことが出来ます。
そして自分で物事を選択することによって、自分への自己信頼感も育まれていきますよ。
共依存の人は他人の意見より自分の主張をすることを、ワガママであったり思いやりのない行為だと思ってしまう方が多いですがそれは違います。
境界線を引くことは、自分の許容範囲(できること・できないこと)を意思表示することです。
そして自分と他人は別の人間であり別の価値観を持っていると理解し、他人にも同じ意思表示をする権利があると理解することです。
ですから自他境界を引くという事は自分を尊重し、他人も尊重できる思いやりがある行為なんです。
自他境界と人間関係
しかし自分の意志を伝えて、相手が納得するかは相手の問題です。
相手が納得しなければ、
「そう、あなたはそう考えているんですね。ではA案はどう?B案は?私はこれだったらできます」
とお互いがお互いののことを考え、またお互い自分のニーズも考え、話し合いを重ねて人間関係を深めていくことが出来ます。
この時に自分の主張ばかりして、こちらのことを全く考えない人がいたら(モラハラ加害者タイプですね)
境界線を意識していたらすぐに気付くと思います。
そういう人だと気付いたら、しっかり境界線を引いて自分に侵入させないようにして、すぐ距離を取って離れましょう。
このように自他境界をしっかり引くと、自分の周囲には自分を大切にしてくれる同じような自他境界がしっかりしている人だけが残り、自分自身もその周囲の人たちを大切にでき、いい人間関係を築ける自分に対してへの信頼につながり自分に自信が持ててきます。
自他境界をきちんと引くことは、自分の自尊感情を育てていくんです。
自他境界を引くことは人間関係を良くしていくのに欠かせない技術なんですね。
・自他境界について学びたい方
・嫌なのにNOと中々言えない方
・モラハラやパワハラを受けやすい方
自他境界はトレーニングで習得することが出来ますので是非カウンセリングにいらっしゃってくださいね♪
個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスができます。是非ご相談くださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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