こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
本日は毒親の特徴を8つお話していきたいと思います。
「もしかしたら私の親って毒親?」
「自分が毒親かもしれない…」
と思っている方用に毒親診断チェックリストもご用意しました!
是非チェックして現状把握に役立てて下さいね!
毒親診断チェックリスト
毒親とは不適切な養育を子供に継続的に繰り返し、子供に多大な悪影響とトラウマを植え付ける親のことです。
毒親に育てられた子供は歪んだ物事の見方、考え方をするようになり、大人になってからも人間関係が上手くいかなくなったりして生きづらい人生を送ることになります。
毒親と言えば殴ったり蹴ったり、性的暴行、ネグレクト(育児放棄)、暴言(精神的虐待)等は分かりやすいですが、分かりにくい不適切な養育をする毒親もいます。
この毒親診断チェックリストはその分かりにくい不適切療育の項目を多く入れていますので
「こんなことも不適切療育なの?」と驚かれる方もいるのではないでしょうか。
毒親診断チェックリスト
□子供に対して「馬鹿じゃないの」「ほんととろいんだから」と人格否定をする
□子供に対して「あんたなんかに絶対できない」と馬鹿にして否定する
□子供に対して「ほんとブスだよね」「デブだよね」など外見を馬鹿にする
□子供に対して「〇〇は上手くできるのにそれに比べてあんたは…」ときょうだいや他の子供と比較してけなす
□子供に対して「こうなったのはあんたのせい」と責任転嫁する
□子供が何か訴えても「あんたが悪いんじゃないの」と子供のせいにする
□子供に対して「こんなにしてやった」「こんなにお金がかかった」と恩着せがましくする
□親が気に食わないことがあると不機嫌になったり怒ったりヒステリーを起こしたりすることが頻度高くある
□子供がいう事を聞かないと無視をしたりする
□子供が言う事を聞かないと「もうお小遣いあげない」「口きかない」など脅す
□親が間違ったことをしても子供に対して謝らない
□子供が泣いたり怒ったりすると「そんなことで泣くな!」「そんなことで怒るな!」と子供の感情を否定する
□子供が親に何かプレゼントしても「こんなの欲しくなかった」と文句をいったり突き返したりする
□子供の習い事や進路や就職先、友人、交際相手を親が口を出す
□子供の見た目や服装、持ち物に親が口を出す
□親が子供の引き出しやバックの中身を勝手に見たり、スマホチェックをしたりする
□子供の体調が悪くなると親が機嫌が悪くなる
いかがだったでしょうか?
どれだけ上記のことが頻繁に、過剰に行われているかも判断基準になりますが
これらは子供の人権を尊重する健全な家庭ではほとんど行われない行為です。
2~3個以上あてはまったら毒親の傾向があるでしょう。
毒親のタイプ別特徴
身体的虐待タイプ毒親
①殴る、蹴る等の身体的暴力をふるったり、性的暴行をする親
1番分かりやすい毒親の例ですが、例え暴行の回数が少なくても子供の精神は壊れます。
この毒親はとても幼稚で、自分がどんなに酷い事をしているのかも認識することが出来ません。
「子供が悪いことをしたから暴力を振るわれてもしょうがないんだ」と自分のふるった暴力を正当化します。
精神的虐待タイプ毒親
②すぐ怒鳴ったり不機嫌になる精神的暴力(モラハラ)をする親
子供が自分の言うことを聞かないと、攻撃的になり怒鳴ったり、ずっと不機嫌になったりします。
「お前は本当にダメな人間だ」「お前には価値がない」等の暴言を吐くこともあります。
独裁的支配的で、子供が親に逆らったり意見を言うことは許されません。
過干渉タイプ毒親
③過干渉で、子供の人生をコントロールしようとする親
この親は子供の人生は子供のものだと理解することが出来ません。
子供の人生は自分の人生だとさえ思っていて、自分が出来なかったことを子供に成し遂げてもらおうとします。
また自分の不安を解消するために子供を縛り付けたり、自分が作ったルールを守らせようとします。
「あなたのためを思って言っているのよ」が決め台詞で、この台詞を言われた子供は不満を持つことも許されず罪悪感も持たされてしまいます。
勝手に持ち物を見られたり、子供のプライバシーはありません。
傍観者タイプ毒親
④片方の暴力を止めない親
片方の親が①や②の暴力を子供に働いているとき、もう片方の親は虐待を辞めるように促したり、子供を安全な場所に避難させたりするべきです。
配偶者の暴力が怖いのならせめて口で「あなたにはそのままでいい、何も間違っていない」と伝えてあげるだけで子供はまだ救われます。
しかしこのタイプの親は見て見ぬふりをして、子供を一切かばいません。
むしろ自分が被害者でかわいそうだと子供にケアを求めたりもします。
自己中心的タイプ毒親
⑤子供の気持ちを一切考えず、自分のニーズばかり優先してしまう親
子供がしたい事、食べたいもの、欲しいもの、子供のニーズを一切叶えようとしません。
自分の都合が最優先で、子供がそれに従わないと従うように怒ったり不機嫌な態度をとったり威圧的に振舞います。
これが酷くなると子供を養育する義務を捨てて、異性に走ったり、ギャンブルにハマったり自分のしたい事ばかりするようになり育児放棄(ネグレクト)が始まります。
恩着せタイプ毒親
⑥恩着せがましい親
親は子供の面倒を見るのは当たり前です。
それなのに「これを買ってやった」「こんなによくしてやった」と何回も恩着せがましく子供に伝えてきたりします。
また「離婚できないのは子供のせいだ」「再婚に失敗したのは子供が父親が欲しいといったせいだ」などと、自分の人生の失敗までも子供のせいにして子供に責任を押し付けようとします。
支配タイプ毒親
⑦ルールを守らせて、そのルールがころころ変わる親
このタイプは親は常に正しいから子供はそれに従うべきという信念で子供を縛ります。
その家庭特有のルールを何個も作り、子供がそれを守れないと罰を与えたりものすごく怒ります。
完璧主義で中途半端は許しません。
しかもそのルールを親が破っていたり、親の気分でルールが変わったりします。
自分のニーズ優先毒親
⑧無条件ではなく条件付きの愛情を与える親
条件付きの愛情とは、子供を「あなたはありのままで価値がある」と認めるのではなく、
「〇〇したからいい子」「○○したから悪い子」と親の都合のいいことをしたら評価してもらえて、その基準からはずれると評価されなくなる(愛情を与えない)ことです。
一見普通のことかと思ってしまうかもしれませんが、親の期待に応えようと子供は自分の感情を殺すようになり、大人になると自己不在感や自己無価値感を感じてしまうようになります。
これらの毒親の特徴は複数当てはまるのが通常です。
すべての毒親タイプの共通する特徴
・家族をコントロールをしようとする
・支配する・される縦の上下関係
・子供は自分の所有物
・自他境界がない
・依存的な人間関係(共依存)
子供は親の所有物で親を満足させるために存在しているという思考回路です。
しかし毒親本人は子供を自分のために利用しているにもかかわらずその自覚がなく、
「私は子供をとても愛している子供想いのいい親だ」と思い込んでいます。
自分の成育歴を客観的に振り返ることは、
心に根付いた自分を不幸にしている考え方を根本治療するのにとても大事なことです。
自分の家庭はどんな家庭だったか、上記のような事例がなかったか。
ぜひ振り返ってみてくださいね。
・毒親家庭(機能不全家族)で育った方
・毒親後遺症で苦しんでいる方
・自分が毒親かもしれないと思っている人
個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスができます。是非ご相談くださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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