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共依存とは?【特徴3つとモラハラの関係性をわかりやすく説明】

共依存とは?特徴をわかりやすく説明モラハラ・自己愛性パーソナリティ障害
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。

このブログではモラハラ被害者の方が陥っている【共依存】についてお話したいと思います。

モラハラ加害者とモラハラ被害者は共依存という関係に陥っています。

字の通りお互いがお互いに精神的に依存しあっている状態です。

共依存は夫婦や恋人だけではなく、親子や友達、師弟関係でも起こります。

モラハラから抜け出せないのは、実は共依存という生き方が関係しています。

モラハラを受けていて、辛くて苦しいけどなぜか離れられない。

別れた方がいいのは頭の中では十分理解できているけれど、別れようと思うととても辛い、行動できない。

それはもしかしたら共依存に陥っているからかもしれません。

共依存者の特徴や、共依存とモラハラの関係性を詳しく説明していきますね。

共依存とは何か?

アルコール依存者の妻たちは

・夫の代わりに働いてきたり

・夫の代わりにお酒を買ってきたり

・夫がアルコールを飲みすぎて外で迷惑を掛けたら代わりに謝りに行ったり

夫の代わりに、夫の責任を取り、支えています。

この夫のお世話をしすぎる状況が、逆に夫がアルコールを飲める状況を作り出し、夫のアルコール依存症が悪化してしまうんですね。

このアルコール依存症の夫の妻たちが取る行動を共依存行動と言います。

共依存行動は

①他人に必要とされることで自分の存在を確かめている

②他人の世話をして自分の問題を見ないようにしている

③相手の責任をひき受けてしまっている

などがあり、自分より他人がとても重要になってしまっている

【自己喪失の病】と呼ばれています。

そしてこの共依存行動はアルコール依存症の家庭だけでなく、機能不全家族の中にも見られます。

モラハラ加害者の共依存

モラハラ加害者はいつも好き放題暴言罵声をならべてますが、実は被害者に依存しています。

依存していない人の前ではそんな態度はとりません。

被害者に自分の機嫌をとってほしいし、ずっと自分の言うことを聞き続けてほしいのです。たとえ相手がどれだけ苦しくても。

被害者を離れて行かせないために、被害者の友人関係や仕事関係などの交友関係を束縛し、相手の自由を奪い「お前は私がいないと無価値だ、私だけがお前を分かってあげられるんだ」と洗脳して、被害者を依存させていきます。

モラハラ被害者の共依存

モラハラ被害者は、私しかこの人のことを分かってあげられないかも…いつか優しくなってくれるはず。と自己犠牲して相手に合わせます。

そうやってモラハラ加害者の言うことを聞いているうちに洗脳されて、「この人は私のためを思って言ってくれてるんだ、私にはこの人しかいない」とどんどん加害者に依存していきます。

そして自分を犠牲にして相手に尽くし、自分の存在価値を誰かに尽くすことで確認します。

相手がどうしたら変わってくれるかに人生の大半の時間をかけ、「優しくかわってくれたら全てうまくいくはず」と現在の問題点を見ずに空想を信じます。

現実の問題を見ようとしていないので相手との関係からくる自分の体調不良にも目を背けたり、同じ問題を何回も何回も繰り返している相手を何回も何回も許してしまいます。

相手が怒らないように常に先回りして相手の気持ちを察することに異常な努力をするので、相手の気持ちを考えることに忙しく自分の時間を楽しく過ごせません。

共依存の特徴3つ

自分のことを後回しにして他人を救ったり援助しようとする

共依存の人は「必要とされること」を必要とします。

自分のことを満たすより、他人の世話をする方が重要です。

なぜかというと、自分の価値を他人からの評価や感謝で確かめているからです。

自己肯定感を他人から必要とされることで一時的に上げているんですね。

他人から頼られたいので、あえてダメなパートナーを選ぶ傾向があります。

誰かと一緒にいることで自分の価値を上げているので、別れたりして自分の価値がなくなってしまうことが何より恐怖を感じています。

だからモラハラを受けたり、浮気されたり、ダメなパートナーを選んでしまって関係が破綻していても、中々別れることが出来ません。

背負わなくていい責任を背負ってしまう

共依存の人は相手の責任を押し付けられたり背負い込んでしまいます。

例えばモラハラ加害者が

「お前のせいで怒っているんだ」という定番セリフですが

何か問題が発生した時、冷静に話し合うという手段もとれるのに、

短絡的に相手に恐怖で言う事を聞かせることが出来る「怒る」という手段を選択したのはモラハラ加害者ですよね。

ですから怒ったのはモラハラ加害者のせいなんです。

モラハラ被害者はこれを

「私が悪かったんだ…私が怒らせてしまったんだ…」

モラハラ加害者の怒った責任を押し付けられて背負い込んでしまい

次は怒らせないようにしようとモラハラ加害者の機嫌を取ったりします。

浮気をした人が「お前に魅力がないから浮気したんだ!」という言い訳も

自分が浮気した責任を相手に押し付けているんですね。

相手に魅力がないからと言って浮気していいわけないですから。

でも共依存の人は

「私が魅力がなかったからいけなかったんだ…」

と浮気されないようにがんばろうと相手のためにメイクやダイエットをがんばったり、かわいい部屋着を着たりして努力してしまうのです。

コントロールできないことをコントロールしようとする

共依存の人は他人で自分を満たしているので他人のことがとても重要です。

他人からいい評価をもらうために、コントロールできないことをコントロールしようとします。

例えば、

・他人からの評価

・他人の選択

・他人の感情

・他人の人生

などです。

自分のことは大体コントロールできますが、他人はコントロールできません。

モラハラ被害者の人はモラハラ加害者に

「いつも優しい彼でいてほしい…」とモラハラ加害者の感情をコントロールしようとして

先回りして機嫌を取ったり怒らせないように必死になります。

自分のことより相手のことばかり夢中になってしまっていますね。

自分に焦点を当てずに、他人主体に物事を考えてしまっています。

そして他人をコントロールしようと必死になってしまって、振り回されてしまいます。

苦しくて辛いのに、相手が重要すぎて離れられないという状況になってしまうのです。

・共依存を克服したい人

・モラハラにあっている人

・依存体質を治したい人

個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスができます。是非ご相談くださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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