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自分がモラハラ加害者だと気付いた時【やるべきこと5つ】

自分がモラハラ加害者と気付いた時モラハラ・自己愛性パーソナリティ障害
この記事は約10分で読めます。

こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。

自分がモラハラ加害者と気付いた場合どうしたらいいのか調べようとしても

インターネットには被害者用の記事が多くて、加害者用の情報が少なくどうしていいか分からない状態だと思います。

この記事では【自分がモラハラ加害者だと気付い時にやるべきこと5つ】について詳しく解説していきたいと思います。

是非最後まで読んでくださいね!

なぜあなたはモラハラ加害者になってしまったのか

これはモラハラ加害者の感情や加害行動がどのように発生するのか現した図になります。(図1)

この【信念】は考え方の判断基準になっている大元の根っこの部分です。

【信念】は主に幼少期、養育者の考え方から形成されていることが多く、

大人になるにつれてその信念を繰り返し肯定していくことによってその信念を強化していきます。

モラハラ加害者の方はこの【信念】の部分に

男だから自分の方が偉い

稼いでる方が偉い

年上だから偉い

大人だから偉い

学歴がある方が偉い

先生だから偉い

親だから偉い

などの何らかの「自分の方が相手より偉い」という上下関係、支配関係を発生させる【信念】を持っています。

その【信念】によって

相手の自由を認めない

相手の愛情が足りない

相手は自分のパートナーとしてこうあるべき

自分の考えは正しい

相手が間違っている

相手に教えてあげている

相手はこの考えを受け入れるべき

などの間違った捉え方や考え方に繋がり、

相手が自分の考え方に沿わないと激しく不満になります。

そしてこの自分の考え方を通そうと

不機嫌になり

暴言を吐き

上から目線でお説教をし

思い通りに相手が降参するまで無視

などのモラハラ加害行動をしてしまいます。

モラハラ加害者の方は自分の考えを突き通すために

【怒り】という手段を使って相手に言うことを聞かせようとします。

そして

「相手が怒らせるようなことをしてきたから自分が怒ったのは相手のせいだ」

責任転嫁をし、被害者意識が強いのが大きな特徴です。

例え相手が怒らせるような事をしたとしても、怒鳴ったり怒ったり威圧的な態度をとっていいわけではありません。

私達人間には理性があり、お互いのために冷静な話し合いをしようと思えば十分にできるはずです。

その冷静な話し合いをする努力を放棄して、怒りという激しい強いパワーを使って短絡的に相手に言うことを聞かせようとする事はれっきとしたモラハラ(精神的DV)になります。

このモラハラ加害行動を改善するにはこの根本にある【間違った信念】を変えていかなければいけません。

自分がモラハラ加害者だと気付い時やるべきこと5つ

信念を変えていく

先ほどモラハラ加害を改善するには【信念】を変えていくことが必要と説明しました。

【信念】は幼少期に形成され大人になるまでに強化され続けているので【信念】を変えていくのは容易ではありません。

そして【信念】はほぼ無意識下にあるので自分で自覚しづらく、自覚できないものは改善が難しいです。

しかし図1の【信念】の次の【間違った考え方や考え方の癖】の部分は意識したら自覚を持ちやすいので、自覚が出来れば改善していくことが出来ます。

【間違った考え方や考え方の癖】を改善していくことによって

そこから発生していた【ネガティブな感情やモラハラ加害行為】も改善していくことが出来ますし

自覚→改善を繰り返し行っていくことで【信念】にもアプローチすることができて、

時間はかかりますが【信念】を変えていくこともできます。

認知行動療法というトレーニング方法があるのですが、

自分を不幸にしている捉え方や考え方をしてしまう方、自分や相手にとって不適切な行動を取ってしまう方にとても有効な手段です。

私のカウンセリングで行っております、是非お問合せ下さいね。

自分はモラハラ加害者だと自覚をしっかり持つ

モラハラ加害者の方は【自分は間違っていない】と思うが故にモラハラ加害をしてしまいます。

この【自分は間違っていない】という考えを持っているうちは、

自分は間違っていないので治す必要がないのですから、モラハラ加害を治すことが出来ません。

精神が健全な方は何か指摘をされたり意見を言われたとき

「もしかしたら自分が悪かったかな?」

「もっとこうした方が良かったかな?」

と考えます。

「自分にも非があったのかも」と考えることで、

人間は改善が出来て成長につながるからです。

ですから「自分はモラハラ加害者かも?」と自覚がある人はモラハラ加害を治すことが出来ます!

【自覚を持つことが出来たら半分治ったようなもの】

それくらい自分のモラハラ加害を自覚することは難しいのです。

「自分は間違っていない」という不健全な考え方は、モラハラに繋がりますので捨てましょう。

【自分は間違っていない=相手が間違っているという】という世界に住むのではなく

【自分はこの考え方、相手はこの考え方、どちらも尊重されるべき考え方】と捉える練習をしていきましょう。

みんな違う人間なのでそれぞれ違う考え方を持っていて当たり前なのです。

モラハラ加害行為について知識を付ける

モラハラ加害者は養育環境や社会の環境から

・してはいけないこと(モラハラ加害行為)が目の前で行われてきた

・人権について学ぶ機会がなかった

・してはいけない間違った知識を訂正する機会がなかった

など本当に(モラハラ行為を)やってはいけなかったと知らない人が多いです。

ですから何がしてはいけないことなのかを勉強して知識を付けましょう。

モラハラとは精神的DVのことです。

一体どんな行為が精神的DVに当たるのか記述しますね。

精神的DV(ドメスティック・バイオレンス)の具体例

◆無視をする

◆ドアを強く閉めたり威圧的な行動をして相手を怯えさせる

◆物を投げたり、壊したりする

◆大きな声で怒鳴る

◆相手の物を許可なく捨てる

◆殴るぞと言ったり危害を加えると言って脅す

◆自殺をにおわす、自殺すると言って脅す

◆「価値がない人間」「ダメなやつ」など相手を人格否定して自信をなくさせる

◆身体的特徴など相手がどうしようもないことを指摘する

◆「バカ」「アホ」「カス」などの暴言

◆嫉妬心を言い訳にして日常的に誰とどこで何をしていたか、どこへ行くのか等行動を管理したり、相手の人間関係や行動を制限したりする

◆浮気してるんだろ!と言いがかりをつけて、携帯やプライバシーの範囲のものを細かくチェックする

◆相手に趣味をもつことを辞めさせる

◆自分のDVを棚にあげて相手が悪いと責める

◆自分がしたことは大したことないと矮小化し、相手がしたことは事実以上に大袈裟に糾弾する

◆自分が怒っているのは相手がおこらせたから、相手のせいだと責任転嫁する

◆子供を取り上げる、お金は一切払わない等と脅す

◆相手の自立(仕事や勉強等)を妨害し、経済的に窮地に立たせて自分から離れないようにする

◆収入から考えて明らかに少ない生活費しか渡さない。

◆浮気や不倫を繰り返す

◆相手が嫌がっているのに無理矢理身体を触ったり、無理矢理セックスをする

◆避妊に協力しない

体への暴力(殴る、蹴る、物を投げつける、たたく)は暴力だと分かりやすいかと思いますが、上記のの事例は全て精神的、経済的、性的DVになり暴力行為です。

当てはまる方は1つだけではなく、複数当てはまっていると思います。

これら上記のことは普通の健全な人は1つも行いません。

これら上記のことは夫婦・交際相手・親子・きょうだい等どんなに親しい間柄でも絶対にしてはいけない事です。

肉体的な暴力は振るっていないかもしれませんが、

精神的DVは身体的暴力を振われた時同等に、相手に精神的ダメージを与えることを知ってください。

関係を良くしていくコミュニケーション方法を学ぶ

モラハラ加害者の方がとるコミュニケーション方法は人間関係を破綻させるコミュニケーション方法です。

モラハラ加害者は自分は心底正しいことをしていると思っているので

「相手を正してあげている」

「相手を良くしてあげるために言っている」

とモラハラ加害行為を行っている人が多いです。

しかしそれはモラハラ加害者の意見を被害者に押し付けて暴力で従わせているだけで

何も被害者のためになっていませんし

むしろ被害者にとてつもない精神的ダメージを与えて不幸にしています。

モラハラ加害者の方のコミュニケーション方法は、相手を叩き潰して自分が満足するコミュニケーション方法なのです。

そのうちモラハラ加害者の方の無理な要求についていけなくなり、みんな離れていくでしょう。

モラハラ加害者の方の愛し方は、1番愛する人を1番不幸にする愛し方なんです。

そんな愛する人を不幸にして嫌われてしまう関係しか作れない孤独な人生は嫌ですよね?

相手の意見を尊重して、相手のニーズに答えるという【関係を良くしていくコミュニケーション方法】を学んで身に着けていきましょう。

自分のために改善する

「相手に戻ってきてほしいのでモラハラ加害を治したいです」

という方が時々見えますが、やめて下さい。

モラハラ加害を治すということは、今まで優先してきた自分のニーズより相手のニーズを考えるというここと。

被害者であるお相手は今までのモラハラ加害で大変心が傷ついており、あなたの顔をもう見たくないかもしれません。

そしてモラハラは相手に依存しているから行われる行為で

「相手に戻ってきてほしいから治したい」は依存心の塊です。

モラハラ加害を治すにはあなたの依存体質を改善して、自分一人でも立てるように精神的自立をしていかなければいけません。

ですから相手に戻ってきてほしいからではなく、

自分の今後の人生のためにモラハラ加害を治していこうとしてください。

被害者であるお相手が戻ってこなくても

あなたは対等な立場である被害者を見下し、暴言を吐き、威圧し、支配下に置くという許されないことをしてきました。

今まで人格否定をされて、自尊心を無くし、精神的、肉体的に痛めつけられ傷つけられてきた被害者に対して、

例え二度と許されることがなくても、あなたがもう二度とモラハラをしないことを行動で示し続けることが被害者への唯一の償いです。

自分がモラハラ加害者だと気付い時やるべきことまとめ

自分がモラハラだと気付いたらやるべきこと

・認知行動療法で不適切な信念を変えていきましょう

・自分は加害者だと自覚を強く持ちましょう

・モラハラ加害行為(してはいけない事)について勉強して知識を付けましょう

・関係を良くしていくコミュニケーション方法を学びましょう

・自分のために改善していこうと決心しましょう

モラハラ加害は自分で気付くのが大変難しく、自覚できたら半分治ったようなものと前述しましたが

モラハラ加害は自分の弱さや劣等感と向き合えない故に起こります。

弱い自分やダメな自分を認めたくなくて他人のせいにしたり、防御反応で攻撃したりしてしまうのです。

モラハラ加害を治そうとするということは

【自分の弱さや劣等感と徹底的に向き合う】ことが必要となりますので

今まで自分の弱さや劣等感と向き合ってこなかったモラハラ加害者の方にとって、

この作業はとても苦痛で大変なことだと思います。

あと具体的に今から自分は何をしていったら加害性が収まっていくのか、全く分からない方が多いと思います。

モラハラ加害の自覚があって治していきたいという意思をお持ちの方のみ

カウンセリングを受け付けておりますので是非一緒にモラハラ加害を治していきましょう!

・モラハラ加害者と自覚がある方

・モラハラ加害を治していきたいけどどうしたらいいか分からない方

・モラハラについて知識をつけたい方

お問合せお持ちしております♪

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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