こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
このブログでは【優しい人は利用される?利用されていると感じる心理】についてお話していきたいと思います。
優しい人は恋愛や職場、色んな場面でその優しさに付け込まれて
利用されてしまうことが多いです。
人の優しさに付け込んで利用してくるなんてとても悔しいですよね。
でもそんな利用してくる人のためにあなたの優しさを捨ててしまうなんてもったいないですよね。
利用してくる人の特徴や、利用されている時の心理状態、利用されないためにはどうしたらいいのかお話します。
利用しようとしてくる人の特徴
「人間関係は持ちつ持たれつ」「困ったときはお互い様」「ギブアンドテイク」
確かに困ったときは助け合える関係、素敵ですよね。
優しいあなたは困っているから助けてほしいと言われたら
この言葉たちが思い浮かんで、もちろん助けるよ!とはりきって助けてあげているかもしれません。
何回も何回も頼まれて、何回も何回もやってあげて…
あれ?この人…なんかおかしい…
確実に違和感を感じた時には、あなたはもう利用しようとしてくる人の手の中にいます。
利用しようとしてくる人は、1度「この人は利用できる」と味をしめたらなかなか離そうとしてくれません。
自分は何の努力もせずに大変なことをあなたがやってくれるので、こんな楽な事はないからです。
こんな利用しようとしてくる人は信じられないでしょうけど、世の中にたくさん溢れています。
利用しようとしてくる人は優しくするとどんどん図々しくなっていくので、最初に一線引いて寄せ付けないことが肝心です。
利用しようとしてくる人が求めるものは相手の物、お金、愛情や気持ち、時間など様々です。
お金や物や愛情は分かりやすいですが、特に時間は
待ち合わせに遅れても謝らない、 手間暇かけてもらって説明してもらって当然だと思っている
など相手の時間を奪っても何も悪いと思っていません。
こういうパターンも利用しようとしてくる系ですので気を付けましょう。
健全な人と利用しようとしてくる人を見分ける大きなポイントは
①感謝の気持ちがあるかないか
利用しようとしてくる人はなぜか自分はやってもらって当然の立場であると考えています。
軽い「ありがと~」という言葉くらいはあるかもしれませんが、それだけです。
②こちらがやってあげる一方になって、むこうは何もしない
お返しを期待するのはあさましいという考えもあるでしょうが、
一方的にこちらだけ何かする関係っておかしいですよね?
健全な人は何か助けてもらったら、何かお礼をします。
感謝が伝わるように心から伝えるし、実際その時じゃなくて後日になってもお礼として何か行動します。
例えば車の運転をあなたがして相手を乗せて、高速を使ってお出かけをしたとしましょう。
利用しようとしてくる人は当然のように車に乗り込み、「今日は車出してくれてありがとー!」と帰るでしょう。
そして「また〇〇(遠い所)いこうよ!車出してね!」
と図々しく言ってくるのです。
こちらの持ち物である車を使うこと、運転する労力やガソリン代、高速代、何も考えてくれません。
健全な人だったら「運転してくれてありがとう、高速代とガソリン代払うね」や
「私は運転できないからいつも車出してくれてありがとう、今度うちでご飯振舞うから遊びに来て」
など、感謝を行動であらわしてくれるでしょう。
利用されているときに感じる心理
あなたもよく思い返してみると、その人に違和感を結構最初の方に感じていたはずです。
優しいあなたは
「波風を立てたくない」
「嫌われたくない」
と考えてしまって利用しようとしてくる人のお願いを聞いてしまっていたと思います。
でもそれと同時に
「この人ちょっと図々しいな」
「この人嫌だな」
など違和感を感じてもやもやしていませんでしたか?
違和感は自分が自分へ知らせているアラームのようなものです。
違和感を感じているという事は、利用されていると本当は感じている証拠です。
でもきっと今までの人生で色々あって
「私なんかがNOといっていいのかな」とか
「NOと言ったら酷いことが起きるかも」とか考えてしまって
「NO」ということが苦手になってしまったんだと思います。
利用されているときに感じる心理は
違和感を感じていて嫌だと思っているけど私にはどうにもできない…
と不愉快なのに何もできない自分への無力感で心がいっぱいになってしまいます。
そして自分のことを守れなかった自分に対して信頼感が下がってしまい
自己肯定感がどんどん低下する原因になってしまいます。
利用しようとしてくる人への対処法
利用しようとしてくる系の人はお願い事を聞くたびにどんどんどんどん図々しくなるので
早めに気付いてシャットダウンすることが大切です。
利用しようとしてくる人は利用できそうな人を嗅ぎ分ける能力がすごいです。
最初に軽いお願いから入って、相手が聞いてくれそうか試します。
聞いてくれたら、もう少し図々しいお願いを聞いてくれるか試します。
それも聞いてくれたら、 聞いてくれたら、もう少し図々しいお願いを聞いてくれるか試します。
こんな感じで図々しさが止まらなくて、お願いが底なし沼になります。
ですから利用しようとしてくる人が実施するこの利用できそうかテストに不合格になることが大切です。
誰かに何かをお願いされたとき、自分が余裕で溢れているときだけ助けてあげたりやってあげたりしましょう。
自分に余裕がないのに無理してやってあげると、「あの時がんばってやってあげたのに」とネガティブな感情に繋がりがちです。
自分がやりたくないなと感じたら勇気を出して「余裕がないから今無理です」と断りましょう。
健全な人は頼んだことを断られても、別に何とも思っていないことが多いですよ。
あなたの嫌だと断る権利を尊重してくれます。
しかし利用しようとしてくる人は文句を言ったり、嫌な態度をとってくるかもしれません。
あなたの断る権利を認めていないのです。(なぜか相手を下に見てきます)
そういうことをされたら大変分かりやすくていいですね。
「分かりやすい嫌な態度をとってくれてありがとうございます!おかげで危険人物だと分かりました!」
と心の中でつぶやいてすぐ距離を取りましょう。
1~2回目のお願いを聞いて、感謝が感じられず、自分がする一方だと感じたら
きっとその人は利用しようとしてくる人なので、すぐその人から距離をとりましょう。
アダルトチルドレンの傾向がある人は、何か頼まれて断るときに罪悪感を抱きがちです。
これは練習しかありません。
罪悪感に負けず、頑張って断りましょう。
何回も何回も断っていくうちに慣れて平気になっていきます。
相手のお願い事なんですから、あなたがしたくなかったら断っていいんですよ。
自分を犠牲にせず1番大切に。
↑このポリシーを念頭に行動したら、利用しようとしてくる人のテストに合格することなく利用しようとしてくる人が諦めて去っていきますよ。
恋愛、職場、友人から利用されて悔しがっている自分とサヨナラしましょう!
でも頭では分かっていても中々難しいですよね。
NOと言ってしっかり自他境界を引くことはトレーニングすることでとても上手になります。
・嫌と言えなくて困っている方
・いつも利用されていると感じている方
・モラハラを受けやすい方
個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスが出来ます、是非ご相談くださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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