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ASD(アスペルガー症候群)が話が通じない理由

ASD・カサンドラ
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こんにちは、恋愛依存・共依存・モラハラカウンセラーの阪元未すずです。

本日はASD(アスペルガー症候群)についてお話していきたいと思います。

ASD(アスペルガー症候群とは)

ASDとは自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群のことです。

ASDは生まれつきで、対人関係のこだわりが強く、他人に対しての共感性も乏しいのでコミュニケーションをうまくとることができません。

ASDのパートナーになってしまった方は、ASDの共感性のなさやコミュニケーションのとれなさにどんどん疲弊していくことになります。【カサンドラ症候群】

そのASDの人は共感性のなさやこだわりの強い性質のせいでモラハラ加害者になってしまったりします。

ASD(アスペルガー症候群)の人が話が通じない理由

(全てのASDの方に当てはまるわけではありません)

1.暗黙のルールが分からない

◆洗濯をしといてと頼んだら、普通の人は洗濯機に洗剤や柔軟剤を入れ、洗濯機をまわし、洗濯物を干すまでしてくれます。暗黙のルールでそこまでが洗濯だと理解しているからです。

→言葉通り洗濯機を回すだけしかしません。

洗剤や柔軟剤を入れなかったり、干さなかったりします。

洗濯機を回して、干すまでの一連の作業が洗濯だと分かりません。

◆子供を見ててとお願いして外出した時、普通の人は子供と遊んだり、ご飯の時間になったら用意して食べさせたり子供のお世話をします。

→子供を本当に見ているだけで、遊んであげたりご飯を食べさせたりのお世話をすることはしません。

ASDの人は世の中にたくさんある暗黙のルールがわかりません。

普通の人だったら1から2を言っただけで5や10までできるところを、全て細かく1から10まで指示や説明をしなければいけません。

そしてその説明するこちらの労力を分かってくれません。

毎回1~10を説明しなければいけないことはとても大変なことです。

「こんな説明するくらいなら自分でやった方がいい」となってしまいます。

2.他人の気持ちが分からない

◆「私は○○されて嫌だった」と自分の気持ちを話す時、普通の人は「それが嫌だったんだね、ごめんなさい。これからしないように気をつけるね。」と言います。

→ASDの人は「自分があなたの立場だったらそれは嫌なことではない」「だから嫌と思うあなたがおかしい」と反論してきたりします。

◆体調が悪いと言ったら、普通の人は「大丈夫?もう寝てて」といってお粥を作ってくれたり薬を用意してくれたり残りの家事育児を引き受けたりしてくれます。

→ASDの人はそれを聞いても普段と自分は同じように過ごそうとします。看病をしてと頼まれてはいないので看病をしません。体調不良という事実は分かっても相手はしんどいんだろうなぁなどと相手の気持ちを考えたりはしません。

自分の思考=他人も同じことを思っている、感じていると考えています。

もしくは相手の立場だったら自分だったらこうすると考えてしまい、相手の立場を考えているようで結局自分から離れることが出来ません。

共感されて人は癒されるのにASDの人はそれが出来ません。

3.自分の考えを譲らない

◆「○○したい」「私は○○したい」意見がぶつかった時、普通の人は「あなたは○○したいんだね、じゃあ今回は○○でいいよ」と譲り合うことができます。

→ASDの人は自分の意見だけを通そうとします。こだわりが強く譲れない性質のせいもありますし、自分が正しいと思い込んでいるせいもありますし、相手の気持ちが分からない(全く見えていない)せいでもあります。

自分の視点しか見えていないし関心もないので、相手はこう考えているだろうからここは譲ろうということができません。

相手の感情を大切にしないといい人間関係は作れません。

4.話し合いで黙る(フリーズ)、自己完結、そして忘れる

◆お互いの意見が食い違い話し合いをするとき、普通の人は両者の意見を出し合い譲れるところは譲ったり、お互いの妥協点を探ったり建設的な話し合いを冷静にすることができます。

→ASDの人は話し合いで突然自分が思ってもいないことを言われるとキョトンと固まって黙りだし何も言わなくなります。(フリーズ)

そして何も解決しないまま次の日になると、ASDの人は相手に全く共有せず、自分の頭の中で自分で勝手にその問題について自己完結しており、何も解決していないのに自分の中では終わった問題なので相手に普通に接してきます。(自己完結)

そして自分の興味あることしか考えないので、自己完結して興味がないものはすぐに忘れてしまいます。

話し合いが全くできていなくて、意味がないです。

5.被害者意識が強い

◆「もう少し○○してくれたら助かるんだけどな」と言われたら、普通の人は「この人は自分を傷つけないように言葉を選んでくれている」とか「たしかに自分ができていなかったな」と状況を正しく判断して「分かった、これからやるようにするね」と2人の間でいい関係を継続するための判断ができます。

→ASDの人は例え優しい言い方をされていても自分への批判だと受け取ります。

ASDの人が相手を攻撃をして「攻撃をやめてほしい」というお願いに対しても、他人のことは考えられないので自分は攻撃したと思っていない、つまり相手が突然攻撃してきた、と受け止めます。

こだわりが強いので自分の考え通りにいかない怒りでもあります。

そこに他人への配慮は一切ありません。

ASDの人は人とのコミュニケーションが苦手

上記のような理由でASDの人と話し合いをすることは大変難しいです。

アスペルガー症候群にはコミュニケーションの障害、社会性の障害、強い興味やこだわりの症状があります。

相手の気持ちが分からない

相手の表情が分からない

暗黙のルールが分からない

ASDの人は相手の気持ちが分からないという特性を持っていますので、普通の人のような話し合いが出来ないのです。

「相手はこう思っているであろう」とその場の状況や相手の表情や声のニュアンスで空気を感とりり、譲り合ったり思いやり合ったりするのはより良いコミュニケーションや相手との関係の構築でとても大切なことです。

良いコミュニケーションが取れない人と一緒にいると一方的にこちらが我慢することになりがちです。

またASDの被害者意識が強く攻撃性があるタイプの人は、モラハラ加害者になってしまったりします。

生まれつきだから、悪気がないからといって他人を攻撃していい事には絶対になりません。

我慢を続けてカサンドラ症候群になってしまっている方、1人で悩まず是非ご相談下さいね。

個別カウンセリングではカサンドラの苦しみの緩和方法をもっと詳しくお伝えすることができます。

ご相談お待ちしております♪

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