こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず（@sakamotomisuzu）です。
このブログでは【ガスライティング】という攻撃方法の説明と
その【ガスライティングを仕掛ける人の特徴】【ガスライティングへの対処法】
そして【ガスライティング加害者の末路】を詳しく説明していきたいと思います。
是非最後まで読んでくださいね！
ガスライティングとは何か？
「前あなたはこうやって言っていたのに忘れたの？大丈夫？」
逆に「自分はそんな事一言も言ってない。誰と勘違いしてるの？」
「何でそんな考え方するの？普通そんな事しないよ。」
「そんな風に思うなんて間違ってるよ」
「被害者意識強すぎじゃない？」
「自分はあなたに暴力なんて一切ふるったことないよ」
などと意識的に嘘をついたりして、被害者の感覚や認識が間違っていると本人に思わせる方向に仕向ける行為をガスライティングと言います。
わざと被害者の物を隠したりして「またなくしたの？大事な物の管理もできないの？」と責めたりもします。
そして周囲の人にも
「いつもあいつあんな風なんです！本当に自分も困ってて」
と被害者が悪いと仕向けることを言って被害者を孤立させようとします。
このようなガスライティング行為を日常的に行われると
あまりにも加害者が堂々と嘘をつくので
被害者は【本当に私の感覚や認識がおかしいのではないかと思ってしまう】
周囲の人は【あの人（被害者）ってそんな人なんだと加害者を信じてしまう】
ようになってしまい、
精神的に追い詰められてしまいます。
ガスライティングの語源は1940年の「ガス燈」という洋画からきています。
この映画では夫が妻にガスライティングを執拗に行い、妻は自分がおかしくなったと思い込んでしまい
どんどん正気を失っていく様子が描かれています。
ガスライティングを仕掛ける人の特徴
ガスライティングとはモラハラ加害者が精神的DVを行う時によく行う手口です。
ガスライティングを行うモラハラ加害者は、かなり攻撃性が高く陰湿な行為なので【自己愛性人格障害】の可能性が高いです。
自己愛性人格障害者の特徴は
・自分は常に賞賛されるべき人間だと思い込んでいる
・いつも自分が正しく相手が悪い
・上下関係や支配関係しか人間関係を築けない
・自分の意見を通すためだったら平然と嘘をついたりどんな手段もとる
・自分の周囲の人間をコントロールしようとする
・自分の意見が通らなかったり不満になると激しい怒り方をする
などがあります。
こういう特徴がある人はガスライティングを行う可能性が高いので、近づいたりしないように、深い関係にならないように気をつけましょう。
ガスライティングの対処法
攻撃されていると自覚を持つ
ガスライティングは立派な精神的DVで被害者に対する攻撃です。
ガスライティングの被害者になってしまう方は
「自分がおかしいのかも？」という風に自分のことを顧みれる心優しい方が多いです。
しかしあまりにも何回も「あなたおかしいよ」と言ってくる人の方こそおかしいです。
「あなたおかしいよ」という被害者への責任転嫁が何回も続くようだったら
「この人は私を攻撃している、私のことを陥れようとしている」
と攻撃されている自覚を持ちましょう。
ガスライティングをスルーする
そして「この人は私を陥れようとしている」と気付いたら
ガスライティングされてもスルーするようにしましょう。
モラハラ加害者、自己愛性人格障害からの攻撃は無視するのが一番効果的です。
ガスライティングは「お前の感覚がおかしいんだ！」と決めつけられるので
言い返したくなりますが言い返したり怒ったりすると
「図星だから怒るんだろう」「普通の人はこんなに怒らない」
とまたガスライティングをされるネタになってしまうので要注意です。
「普通〇〇だよ、知らないの？」などには
「そういう考えもあるんですね、でもそうではない人も私の周りにいますよ～」とサラっと流しましょう。
「はいはい、また言ってるわ」と自分の中にガスライティングを取り込まずに、スルーするのが１番効果的です。
証拠を記録する
もし「このことでガスライティングしてきそうだな」と予想がつくのでしたら
証拠写真を取ったり証拠メモを残したりするのがお勧めです。
「自分のことなのに覚えてないの？」とガスライティングしてきたら
「いや、私は〇〇するってメモに残してありますよ」
「証拠写真ありますよ」などと対応しましょう。
これが続くとガスライティング加害者は「こいつにはガスライティングが通用しない」
とガスライティングをやらなくなり離れていくと思います。
ガスライティング加害者の末路
そしてガスライティング加害者の末路について説明していきたいと思います。
ガスライティング加害者はあまりにも堂々と嘘をつくので
被害者の方本人もその周囲の人もガスライティング加害者の言う事を信じてしまうと先ほど説明しました。
しかし嘘は嘘なのでいつか必ずボロが出ます。
その嘘がばれた時でさえもガスライティング加害者は嘘をつき続けます。
そしてあまりにも堂々と嘘をつき続けるその姿を見て被害者の方はもちろん周囲の人も
「この人はなんかの病気なのではないか？」と異様さ・おかしさに気付き、
ガスライティング加害者から急速に距離を取り始めるでしょう。
そしてガスライティング加害者の末路は、人間的なあたたかい触れ合いが全くない孤独な人生が待ち受けています。
ガスライティングをされ続けると「自分の感覚や認識が間違っているのではないか」と
自分を信じられなくなり、何を信じていいか分からなくなりどんどん精神が崩壊していきます。
ガスライティングは人間を破滅に向かわせる恐ろしい攻撃方法なのです。
・ガスライティング攻撃を受けている方
・自己愛性人格障害の人の対応を知りたい方
・モラハラ加害から抜け出したい方
個別カウンセリングではあなたに合わせたアドバイスが出来ます、是非ご相談くださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました！
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