こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
モラハラ加害者がモラハラを行う時
「何でそんな考え方になっちゃうの?」
「どうしてそうなっちゃうの?」
と思うことだらけだと思います。
このブログではモラハラ加害者が怒って被害者を攻撃するとき一体どんな心理が働いているのか
【モラハラ加害者の怒りの心理】を4つ、徹底解説していきたいと思います。
是非最後まで読んでくださいね♪
モラハラ加害者の怒りの心理4つ
投影性同一視
投影性同一視とは
自分が持っている自分自身が認めたくない受け入れられない部分や感情を
相手にそういう面や感情があると勝手に押し付けて
ダメな自分と向き合う事を回避する行為です。【→ここまでが投影】
そして相手が実際にそう思うように操作します。【←ここまでくると投影性同一視】
モラハラ加害者が
「お前は自分の事しか考えていない本当にどうしようもないやつだ」
などと被害者の方に言うのは投影性同一視の可能性があります。
本当はモラハラ加害者自身が自分のことを「自分の事しか考えていないどうしようもないやつ」
と思っていますが自分自身でその感情を認めることが出来ません。
そこでモラハラ加害者は「あいつは自分の事しか考えていないどうしようもないやつ」
と無意識に被害者の方に投影します。
そして実際に被害者にそう思い込ませるように
「お前は自分の事しか考えていない本当にどうしようもないやつだ」
と暴言を吐きます。
ここまで全て無意識上で行われているので
モラハラ加害者は本当は自分自身の感情だとは少しも気付かず
本気で被害者の方をそう思っているのです。
その本気さに圧倒されて被害者の方は
「自分がダメなんだ」「自分のせいなんだ」
と思い込んでしまいます。
モラハラ加害者は被害者に数多く責任転嫁をしますが
その責任転嫁には投影性同一視が深く関係しています。
理想化と脱価値化(理想化とこき下ろし)
モラハラ加害者は相手を【理想化】します。
モラハラ加害者は相手に対して「こうあって欲しい」という要求が常にあります。
その理想のイメージを通してしか相手を見ていません。
そして相手がその理想のイメージから外れた時(自分の思い通りに動かなかった時)
相手への【脱価値化】が始まります。(【脱価値化】とは【こき下ろし】とも言われます)
その理想のイメージと現実の相手とのズレが
「何で自分のイメージ通りにならないんだ!」
と暴言や人格否定などの強い怒りになり、相手の価値を徹底的に否定して相手を叩き潰します。
セルフサービングバイアス
セルフサービングバイアスは自己奉仕バイアスとも呼ばれます。
これは何か物事が成功した時は
「自分の努力のおかげだ」
「自分の能力が高いからだ」
と自分の手柄にしますが
逆に何か物事が失敗してしまった時は
「あいつが余計なことしたからだ」
「環境が整っていなかったからだ」
と他人や環境の外部的要因のせいにして責任を取らないことを言います。
モラハラ加害者がいつも怒りながら自分の失敗の責任をなすりつけてくるのは
このセルフサービングバイアスが働いているからなんです。
躁的防衛
普通は自分が他人に酷いことを言ったりしたりしてしまったら罪悪感でいっぱいになり
反省して辛く苦しい気持ちになるはずです。
しかしこの躁的防衛機能が働くとその現実を否認し
「自分が今傷つけた相手は価値がなく下らないものなので傷つけても何も問題はない」
「お前が悪かったからこんなこと言われてもしょうがない」
と自分の加害行為を正当化して、本来感じてしまうであろう不快な感情や罪悪感を打ち消してしまいます。
モラハラ加害者の怒りの心理は防衛機制
このようにモラハラを行う加害行動は
全てモラハラ加害者自身が繊細で弱すぎる自分のガラスのハートを守るための防御反応なんです。
こうやって他人を攻撃することで自分の心を保っているんです。
ですから攻撃されても被害者の方は
「自分がダメなんだ」「自分が悪いんだ」と真剣に受け取らないで大丈夫ですよ。
郵便物と一緒で受け取らなければそれは攻撃した本人に返っていきまので返品してあげましょう。
・もっとモラハラ加害者の心理を知りたい方
・モラハラ被害を受けていて悩んでいる方
・いつもモラハラ体質の人を引き寄せてしまう方
個別カウンセリングではあなたの状況に合わせたアドバイスが出来ます。
是非お問合せ下さいね♪
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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