こんにちは、モラハラカウンセラーの阪元 未すず(@sakamotomisuzu)です。
モラハラは家庭内や交際相手に対して行われるイメージがありますが、実は職場でも頻繁に行われています。
職場でのモラハラは毎日の仕事が絡んでくるので
嫌な気持ちになっても穏便に済ませたくて中々相手に言えなかったり、
「自分の仕事の取り組み方が悪いからこういうことをされるのかな」
と自分を責めてしまいがちになってしまいますが、モラハラされる職場はおかしいです。
一体どんなことが職場のモラハラになってしまうのかチェックシートを用意しましたので
自分が職場モラハラをしてしまっていないか・自分が職場モラハラをされていないか判断基準にして下さい!
職場モラハラチェックシート
□挨拶を無視する
□相手の仕事を押し付けられる
□相手のミスを押し付けられる
□明らかに不機嫌な態度で溜息をつく
□仕事のことで話しかけても無視する
□相手の言っていることがコロコロ変わる
□相手のマイルールを強制する
□聞こえるように嫌味や悪口を言う
□仕事を監視してすぐ上司に密告する
□大声で怒鳴って怒る
□ドアをバン!と閉めたり大きな物音を立てて動作する
□「とろいよね」「使えない」など人格否定する
□「そんなんじゃクビだぞ」と脅す
□仕事で重要な内容を教えない
□教えていない仕事を何でできないのかと怒る
□前に教えたと言って質問に答えない
□こちらが頼んでいる仕事をわざとしない、遅らせる
□プライベートな話を根掘り葉掘り聞いてくる
□プライベートな噂話を言いふらされる
いかがでしたか?
ちなみにまともな人格の職場の人だったら一つもチェックはつくことはないでしょう。
チェックがついてしまう人は職場でモラハラをしている・されている可能性があります。
職場モラハラの加害者の特徴
□自分は優遇されて当たり前の人間だと思っている
□自分は絶対に間違っていないと思っている
□自分の利益しか考えていない
□図々しく自分勝手なテイカー気質
□他人は利用するもの
□相手によって態度を変える、自分より上の立場の人にはペコペコして下の立場の人には偉そうに振舞う
□自分の思い通りに事が運ばないと不機嫌になる
□自慢話やマウンティングをよくする
権力や立場が上の人に弱く、下の人対してはとても自己中心的に振舞います。
他人を利用するものとしか考えていないので、
自分より下だと判断した人に対しては自分の仕事を押し付けたりして徹底的に利用しようとします。
評判を落として嫌がらせを行うのは自分の自尊心を相手を陥れることによって満たしているからです。
職場モラハラの恐ろしさ
職場でのモラハラとは、同僚や仕事先の人に対して精神的攻撃を行う行為です。
無視や不機嫌などだったら大したことないと思いがちですがこれらも立派な精神的暴力で、
やられた方は恐怖感や不安でいっぱいになり、精神的ダメージを負い、
加害者と顔を合わせるだけで動悸がするようになったり、
症状が酷くなると不眠や食欲不振(過食になってしまう場合もあります)
抑うつ状態やPTSD症状を発症してしまって精神障害を抱えてしまう場合もあります。
職場モラハラは人間の心を壊してしまう恐ろしい精神的暴力なのです。
職場モラハラの対処法
①加害者と二人っきりにならない
加害者は自分が酷いことを相手にしていると何となくわかっている人が多いです。
自分が不利な立場になることは避けようとするので、自分より権力のある人や逆らえない人の前ではモラハラを抑える傾向があります。
(分かっていない加害者もいます、そういう加害者は一目気にせずモラハラしてきます)
ですのでなるべく二人っきりにならないように、加害者が上に見ている人の傍からなるべく離れないようにしましょう。
証人が出ることも嫌がるので、なるべく大人数で行動しましょう。
②証拠を取る
モラハラ加害者は自分が不利になるので、証拠を取られることが大嫌いです。
言っていることがコロコロ変わるので
「私忘れっぽいのでメモ取りますね☆」
とメモを取っていることを見せつけたらモラハラ加害者も警戒するようになるので
言っていることをなかったことにされたり、仕事のミスを押し付けられることは減るでしょう。
いざという時のためにボイスレコーダーで録音しておくのも
いざという時のお守りになりますし、被害者の方の安心材料になると思います。
口頭で「〇〇さんにこんなこと言われて…」というよりも実際に大声で嫌味っぽく暴言を吐いている録音を聞かせた方が、聞いた側の衝撃は全然違いますからね。
③反応を少なくする
加害者はターゲットがモラハラによってへこんだり、怒り出したり、泣いたりする姿を見ることが楽しくてモラハラしています。
相手から分かりやすい反応を得ることで「自分にはこんなに他人を揺さぶることが出来る影響力があるんだ」と喜んでしまうのです。
モラハラされても無反応でいると加害者は「思っていた反応ではない、つまらない」と感じます。
また何を考えているか分からないので「何か企んでいるのかも?不気味だ…」
とターゲットに対してモラハラする意味を見出すことが出来なくなり攻撃がおさまっていくことが多いです。
④上司やホットラインなどに相談する
今はハラスメントに厳しく対応する企業が増えてきましたから、
上司や本部、ホットラインなどにモラハラを受けていることを相談しましょう。
モラハラは立派な人権侵害行為で精神的暴力なので被害者が我慢することはありません。
モラハラ問題は狭い人間関係で起こるので、第三者を巻き込んで解決していくことが大切です。
その際②で説明した証拠があるとなおいいですね。
⑤あまりに酷い場合は退職を考えても
・上司や本部に相談しても何も対応してくれない
・または小さい会社でそのように相談する場所がない
・社長やかなりトップの権力のある人からモラハラを受けている
このような場合はもう企業全体が腐敗していてもうどうにもならない状態です。
転職を視野に入れましょう。
被害者が転職をせざる負えない状況はおかしいと思いますが、
そういうモラハラを行う人は図々しく居座るのでずっとその会社に居てモラハラし続けると思います。
そのような場所に被害者のあなたが我慢して働き続けても、
モラハラを受け続け、自己肯定感や自尊心が下がり、精神障害を抱えてしまうことになりかねません。
精神障害を抱えてしまうと良くなるのに時間がかかってしまいますので自分の心身の体調を優先して、
人間関係が良い会社はたくさんありますから是非転職を視野に入れてみて下さい。
職場でのモラハラは絶対に許されない行為です。
モラハラを受けて傷ついた心のケア、もっと詳しいモラハラ対応方法やハラスメントを受けないような考え方を身につけるトレーニングなど私のカウンセリングで行っておりますのでご相談お待ちしております。
ついつい攻撃的になってしまう、怒るのを辞められないとお悩みの加害者の方も、怒らないようになる根本的に改善できるトレーニングを行っておりますので、一度カウンセリングを受けに来てください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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